NATO・EUの行動は最悪のシナリオを防止する=ゼレンシキー大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)のパートナー国の決断力と調整された行動は、ロシアとの関係における最悪のシナリオを防止すると発言した。

17日、ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントに書き込んだ

大統領は、「私は、EU首脳とNATO北大西洋理事会(NAC)によるウクライナとの連帯、ロシア連邦に対する速やかな沈静化への明確な要請に感謝している。私は、パートナーたちの力強さと調整された行動が最悪のシナリオを防止すると確信している。平和のためにともに活動している」と発言した。

これに先立ち16日、北大西洋理事会(NAC)がウクライナ国内(被占領地)とその周辺の情勢に関する声明を発出していた。同声明において、NATO加盟国は、ウクライナ周辺へのロシア軍の集結へ懸念を示し、ロシアに対してウクライナとNATOが挑発しているとする偽の主張を拒絶していた。また、NATO加盟国は、全ての国が外部からの干渉を受けずに自らの将来を決める権利を支持するとし、「NATOのウクライナとの関係は、ウクライナとNATOの30の加盟国だけの問題である」と改めて表明している。