米国は露宇紛争平和的情勢解決の積極的な参加者となる=宇大統領府長官

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、米国はロシア・ウクライナ紛争の平和的情勢解決プロセスに積極的に関わっていく決定を採択したと発言した。他方、同時にそのフォーマットはまだ決められていないという。

イェルマーク・ウクライナ大統領府長官がバイデン米大統領とゼレンシキー大統領の電話会談の結果につき同日TSN局番組出演時に発言した。

イェルマーク氏は、「私たちは今日、米国が和平プロセスの積極的な参加者になる決定を下したと、明確に言うことができる。それがどのように進展するかは、多くの環境に左右される」と発言した。

同時に同氏は、それは独仏宇露4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」とは別の「並行して進む」プロセスになる可能性があると指摘した。

さらに同氏は、米国は、ウクライナに平和が訪れることに強い関心を抱いていると明言した。

なお、同日、ゼレンシキー大統領とバイデン米大統領が電話会談を行い、7日の米露首脳会談の結果などについて協議を行っている。イェルマーク氏は、同電話会談は、1.5時間行われたと伝えている。