仏、露による外交やりとりの公開を非難

フランスは、ロシアが仏・独との外交上のやりとりを一方的に公開したことを非難した。

18日、ロイター通信が報じた

レジャンドル仏外務報道官は、記者会見時に、「私たちは、そのようなアプローチは外交上のルールと慣習に反していると考えている」と発言した。同報道官はまた、ロシアに対して、協議テーブルに戻り、議論を続けるよう呼びかけつつ、同時に、協議は「確定されたフォーマットで、合意された原則のもと」行うよう要請した。

記事には、ロシアがフランスとドイツとの間でウクライナに関する非公開のやりとりを公開したことを受け、同日、フランスとドイツがロシアを非難したと書かれている。ロイターは、それはロシアと西側の間の関係悪化の最近の兆候だと指摘している。

これに先立ち、17日、ロシア連邦外務省は、ロシアがノルマンディ・フォーマット(独仏宇露)外相級会合を破綻させたとする断罪を否定するためとして、ラヴロフ露外相、マース独外相及びル・ドリアン仏外相の書簡でのやりとりを公開していた