【独総選挙】ウクライナはガス輸送国であり続けるべき=社民ショルツ氏

26日のドイツ総選挙で第1党となった社会民主党(SPD)から首相候補として推薦されているオラフ・ショルツ氏(現財務相)は、ロシアが新ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」建設協議時に負った義務を順守し、ウクライナがガス輸送国であり続けるようにすると発言した。

27日、ショルツ氏が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ショルツ氏は、ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」が完工されたことを喚起し、「現在は、同プロジェクトに関連する保証が皆により強調されるようケアしているところだ。保証には、ウクライナが輸送国であり続けること、私たちが、東欧の複数の国へガスが供給されるよう私たちがケアすることも含まれる。例えば、ロシアが、その機構(編集注:ガス輸送システム)をもう使いたくないと言って、ロシアにより脅威に追いやられることがないようにすることである。私たちは、その点に全くもって深刻に注意すべきであり、そうしていく」と強調した。

同氏はまた、ドイツはEUと隣国の間の良質な協力を調整することが重要だとし、そこには他国が基準を満たした際に更なる欧州統合のステップの可能性を認めることも含まれると指摘した。

その他同氏は、特にロシアとの良好な経済関係のために、国境不可侵の原則、欧州安全保障協力機構(OSCE)の原則を順守することが重要だと強調した。