メルケル独首相在任中にノルマンディ4国首脳会談の開催可能性はある=イェルマーク宇大統領府長官

イェルマーク・ウクライナ大統領府長官は、ウクライナ・ロシア情勢を協議する独仏宇露4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」の首脳会談がメルケル独首相の在任期間が終わるまでに開催される可能性も排除されないと指摘した。

27日、イェルマーク氏がICTV局出演時に発言した。

イェルマーク氏は、「私たちは、ノルマンディ・フォーマット首脳会談がメルケル氏の首相任期終了までに開催されるよう現在作業している。私たちは、それが公正だと思っている。なぜなら、彼女は、そのために本当に非常に多くのことをしてきたからだ。現在、4国の首脳の内、ミンスク諸合意署名時に現場にいた首脳は2名だけである(編集注:メルケル独首相とプーチン露大統領のこと)」と発言した。

同氏は、ノルマンディ4国首脳会談が近く開催されることが重要だと述べ、本件に関する協議は続いていると指摘した。

なお、ノルマンディ4国首脳会談が最後に開催されたのは、2019年12月9日のパリ会談となる。