ゼレンシキー大統領、TV局制裁発動につき安保会議と保安庁の対応に謝意表明

ゼレンシキー大統領は、国家安全保障国防会議(NSDC)のタラス・コザーク氏と同氏所有の複数TV局への制裁発動の決定は、合議で採択された法的動機を有すものであるとし、また具体的な根拠が得られ、それにつき議論が行われてから採択されたものだと指摘した。

3日、ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

大統領は、「合議かつ法的に動機のある対個人・法人制裁決定は、そのための具体的証拠が確認され、議論されてからすぐに採択された。NSDCメンバーの責任ある迅速な対応に感謝している」と発言した。

大統領はまた、NSDCの今回の決定の必要性に関する理解と支持につき、市民社会の代表者たちに謝意を表明した。大統領は、「あからさまで印象操作的なプロパガンダは、社会による断固とした反応を得なければならない。保安庁の仕事にも別途感謝している。ウクライナの国家安全保障へのあらゆる脅威に効果的で合法的な対応がなされることには、一切の疑いがない」と強調した。

これに先立ち、2日、ゼレンシキー大統領は、NSDCの2月2日付決定を発効させる形で、ロシア連邦のプーチン大統領の宗教上の親族であるヴィクトル・メドヴェチューク最高会議議員に近いタラス・コザーク同議員と、コザーク議員所有のテレビ局である112ウクライナ局、ニューズワン局、ジク局に制裁を科していた

写真:大統領府