裁判所、国家捜査局に事情聴取目的のポロシェンコ前大統領の連行を許可

キーウ(キエフ)市ペチェルシキー地区裁判所は、国家捜査局に対し、事情聴取を目的とするペトロ・ポロシェンコ前大統領(欧州連帯党党首)の強制連行を許可した。

4日、国家捜査局広報室が公表した

発表には、「2020年6月4日、キーウ市ペチェルシキー地区裁判所は、刑事捜査第42020000000000307において、ペトロ・ポロシェンコ氏への証人としての事情聴取を目的とする強制連行の決定を採択した。同刑事捜査は、43枚の世界的に著名な画家の絵画からなる文化品コレクションの税関から隠蔽した形でのウクライナ国境通過の状況が分析されている」と書かれている。

事情聴取は、6月10日11時に国家捜査局内で行なわれることになっているとのこと。