大統領府ウェブサイト、ノルマンディ4国首脳会談の結論文書の翻訳を修正

ウクライナ大統領府は、公式ウェブサイトに掲載されている、12月9日にパリにて開催されたノルマンディ4国(独仏宇露)首脳会談の結論文書のウクライナ語訳を修正した。

修正されたのは、同結論文書「一般的に合意された結論」の第2項目「ミンスク諸合意の政治項目の履行に関する方策」の第一段落。

発表当初の文は以下のとおり(太字は編集部が追加)。

「関係者は、ノルマンディ・フォーマット(N4)とTCGの枠内にて、2015年付のミンスク諸合意履行のための方策パッケージに書かれているように、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域の地方自治の特別規定(特別地位)法の全ての法的側面に関し、同法が恒常的に機能することを保障することを目的に、合意に達することに関心があることを表明する。」

大統領府による修正後の文は以下のように、「…両州一部地域の地方自治の特別規定(特別地位)の全ての法的側面に関し、」と、「法」の文字が削除されている。

「関係者は、ノルマンディ・フォーマット(N4)とTCGの枠内にて、2015年付のミンスク諸合意履行のための方策パッケージに書かれているように、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域の地方自治の特別規定(特別地位)の全ての法的側面に関し、同法が恒常的に機能することを保障することを目的に、合意に達することに関心があることを表明する。」

(編集注:ウクルインフォルム日本語版に掲載した同結論文書の日本語訳も、同修正を受けて更新した。)