ゼレンシキー大統領、リトアニア大統領に4国首脳会談の準備状況を説明

ゼレンシキー大統領は、27日、リトアニア訪問時、同国のナウセーダ大統領と会談し、来月の独仏宇露「ノルマンディ4国」首脳会談に向けた準備について説明した。

ゼレンシキー大統領が、ナウセーダ大統領とのヴィルニュスでの共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「私は、ナウセーダ大統領に、ウクライナの被占領地の最新情報と12月9日のノルマンディ首脳会談に向けた準備行動につき伝えた。私は、戦争終結への道についての私たちの見方が完全に一致していることを嬉しく思う」と発言した。

大統領はまた、ウクライナ・リトアニア首脳会談時、二国間や多国間の議題における両国の立場の一致について指摘があったと強調した。

大統領はまた、ウクライナの領土一体性と主権への支持につき、リトアニアが一貫した立場を維持していることにつき謝意を伝え、「私たちにとって、それは非常に重要であり、優先課題である。ウクライナの全領土の占領が完全に終わり、ウクライナの政治囚が全員解放されるまで、(編集注:ロシアへの)国際圧力と制裁は継続されねばならないという点につき、リトアニアが明確な理解を有していることを私たちは見ている」と強調した。

なお、27日、ゼレンシキー大統領は、リトアニアを公式訪問している。

写真:大統領府