国境警備庁、サーカシヴィリ氏のウクライナ帰還計画にコメント

国境警備庁は、「新勢運動党」の指導者である、ミヘイル・サーカシヴィリ元オデーサ州行政府長官(元ジョージア大統領)はウクライナへの入国が禁止されているとコメントした。

13日、オレフ・スロボジャン国境警備庁長官報道官がウクルインフォルムにコメントを伝えた。

スロボジャン報道官は、「同人物(編集注:サーカシヴィリ氏)は、ウクライナ国民ではなく、2021年まで同人物をウクライナへ入国させるための根拠は存在しない」と発言した。

同報道官は、2018年にサーカシヴィリは国外退去処分を受けており、2021年まで入国禁止措置の対象となっていることを喚起した。

これに先立ち、12日、サーカシヴィリ氏は、ドミトロ・ホルドン記者へのインタビューにて、近々ウクライナへ回帰する計画があると発言していた。

なお、サーカシヴィリ氏は、2017年9月10日に、ポーランド領からウクライナ領へ入国手続を受けずに進入したことがある。その後、2018年2月12日、同氏はポーランド領へ強制送還された。