EU・NATO加盟路線に関する憲法改正法が公布

欧州連合(EU)と北大西洋条約(NATO)へのウクライナの加盟路線をウクライナ憲法に記載する憲法改正法本文が2月20日付官報「ウクライナの声」に掲載された。

同法は、同官報のウェブサイトにも掲載されている。同法の発効は、公布翌日となる2月21日。

同憲法改正は、ウクライナ憲法に、EUとNATOへの完全加盟の達成を目指すことが国家の不可逆的な戦略的方針であることを記載するものである。

これに先立ち、2月7日、最高会議(国会)が同改正法を本採択。その後、2月19日、ポロシェンコ大統領がロシア連邦による対ウクライナ軍事侵略開始から5年経過に合わせた特別会合において、同法に署名を行っていた。