英外相、ハンジューク事件についての正義が確保されることを期待

ジェレミー・ハント・イギリス外相は、反汚職活動を行っていたカテリーナ・ハンジューク活動家への攻撃と同氏死亡の事件について、正義が確保されることを期待すると述べた。

5日、同外相がツイッターの自身のアカウントにおいて書き込んだ。

ハント外相は、「この信じられないほど勇敢な33歳の女性は、7月の酸による攻撃のため身体40%のひどいやけどを負った。ポロシェンコ大統領は正義を確保すると約束しており、私たちはそれを心から支持する」と発言した。

同外相は、4日のハンジューク活動家の死亡は「民主主義的価値のもう一つの悲しい日となった」と指摘した。

なお、これまでに、国際連合、欧州連合(EU)米国カナダがハンジューク殺害を非難しており、本件の依頼人を罰するよう呼びかけている。

これまでの報道にあるように、11月4日、ヘルソン市の有名な活動家・ボランティア従事者であり、ヘルソン市議会職員であったカテリーナ・ハンジュークさんが病院内で死亡した。ハンジュークさんは、7月に硫酸をかけられて入院していた。享年33歳であった。

7月31日、ハンジュークさんに対して、身元不明の人物数名が硫酸をかけた。その結果、ハンジュークさんは、全身火傷を負い、とりわけ、視力を一部失っていた。ハンジュークさんには、キーウにて10回以上の手術が行われていた。

ハンジュークさんへの攻撃の実行犯は、5名全員が拘束されている。

なお、11月4日、捜査官は、本件の捜査を刑法典にのっとり意図的殺人に変更している。