米国、ハンジュークさん殺害の依頼人に責任を負わせるよう呼びかけ
4日、ヨヴァノヴィチ駐ウクライナ・アメリカ大使が、同国大使館のツイッター上公式アカウントにて声明を発表した。
声明には、「私たちは、もう一度ウクライナ政権に対し、依頼者を含む犯罪者に責任を取らせるよう呼びかける」と強調されている。
また、同大使は、アメリカとアメリカ国民を代表して、カテリーナさんの親族と友人達への哀悼を表明した。
Amb Y: on behalf of the U.S. Government and the American people, I offer my condolences and deepest sympathy to the family and friends of Kateryna #Handziuk. We again call for Ukrainian authorities to bring the perpetrators to justice, including those who ordered the attack.
— U.S. Embassy Kyiv (@USEmbassyKyiv) 4 листопада 2018 р.
これまでの報道にあるように、11月4日、活動家であり、ヘルソン市議会職員であったカテリーナ・ハンジュークさんが病院内で死亡した。ハンジュークさんは、7月に硫酸をかけられて入院していた。享年33歳であった。最新情報では、血栓がちぎれたことが死因と関係するとのこと。
ポロシェンコ大統領は、治安機関に対し、ハンジュークさんへの殺人実行犯と依頼人を見つけ出すよう要請した。
これまで、ウクルインフォルムが報じたところでは、7月31日、ハンジュークさんに対して、身元不明の人物数名が硫酸をかけた。その結果、ハンジュークさんは、全身火傷を負い、とりわけ、視力を一部失っていた。ハンジュークさんには、キーウにて10回以上の手術が行われていた。
ハンジュークさんへの攻撃の実行犯は、ヴィクトル・ホルブノウ、セルヒー・トルビン、ヴォロディミール・ヴァシャノヴィチ、ヴヤチェスラウ・ヴィシネウシキー、ミキータ・フラブチュークの5名であり、全員が拘束されている。