チョルノービリ原発施設への電力供給が完全に復旧 放射線漏れの脅威なし=エネルギー省

ウクライナのエネルギー省は、1日23時00分の時点で、北部のチョルノービリ原子力発電所の施設への電力供給が完全に復旧したと発表した。

エネルギー省広報室が公表した

同省は、「スラヴーティチ市のインフラに対する敵の攻撃により停電していたチョルノービリ原子力発電所の全ての施設において、電力供給は完全に復旧した」と伝えた。

施設内の放射線レベルは管理レベルを超えていないとのこと。また、住民への脅威もないと書かれている。

フリンチューク・エネルギー相は、「迅速かつ効果的な作業を行ってくれた、私たちのエネルギー関係者に感謝する! あなた方の仕事は、ウクライナ全土と欧州の安全だ」と称えた。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍が、1日にキーウ州スラヴーティチ市のエネルギーインフラを攻撃したことで、チョルノービリ原子力発電所が停電していた