ウクライナ南部ヘルソン州の44の自治体が引き続き水没

ウクライナ南部ヘルソン州のプロクジン州軍行政府長官は15日、同州ではドニプロ川右岸(政府管理地域)の27の自治体と、左岸(ロシア占領地域)の17の自治体が引き続き水没していると報告した。

プロクジン長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

プロクジン氏は、「最新の状況だ。現在、水は2.4メートル。水没しているのは、44の自治体であり、27が右岸、17が一時的被占領下の左岸に位置する」と書き込んだ。

同氏はまた、脱占領地域の農地の水没面積が600ヘクタール縮小したとし、また今朝の時点で右岸では1923軒の建物が水没しており、これは昨晩と比べて150軒少なくなったと指摘した。

そして同氏は、水が引き次第、すぐに修復作業が行われ、以前水没していた領域の地雷除去、調査、清掃が行われていくと伝えた。