ヘリ墜落の原因を話すのは時期尚早=ウクライナ警察

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ウクライナのレヴァ国家警察報道官は、18日朝のモナスティルシキー内務相はじめ内務省幹部や市民が死亡した、キーウ州ブロヴァリでのヘリ墜落事件につき、原因について話すのは時期尚早であり、現在墜落現場で捜査班が活動していると伝えた。

レヴァ報道官がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

レヴァ氏は、「ブロヴァリでは今日、国家非常事態庁のヘリが墜落した。機内には9人の人物が乗っており、その中にはウクライナ内務相、内務第一次官、事務次官が含まれる。現場では、国家警察、国家捜査局、保安庁(SBU)といった捜査・緊急班が活動している」と伝えた。

同氏はまた、現場では救助隊員も活動していると発言した。

写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム

さらに同氏は、「この凄惨な悲劇の原因のできるだけ早い改名のためにあらゆる可能なことを行っている」としつつ、事件のあり得る原因について話すのは時期尚早だと指摘した。

また、クレーバ・キーウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、10時30分の時点で今回の事件の死者数は18人となっており、その内3名が児童だと伝えた

また、負傷者数は29名、その内15名が児童だという。

その他、検事総局は、テレグラム・チャンネルにて、コスチン検事総長が保安庁(SBU)に対して、ブロヴァリのヘリ墜落事件の刑事捜査を行うよう指示を出したと発表した

これに先立ち、18日朝、ウクライナ中部キーウ州ブロヴァリでヘリが墜落し、乗っていたモナスティルシキー内務相と第一内務次官及び内務事務次官、さらに近隣の住民の死亡が判明していた。