ウクライナ航空機はルートを外れてはいなかった=航空会社副社長

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ウクライナ国際航空PS752便は事件発生の8日、管制官の許可に従ってテヘランの空港を出発しており、ルートからは一切外れていなかった。

11日、ウクらな国際航空のイーホル・ソスノウシキー副社長が記者会見に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ソスノウシキー氏は、「彼ら(編集注:ウクライナ航空機の乗員)は、飛行機に乗り込み、準備をして、エンジン始動の許可を得て、管制官の許可に従って空港敷地を出たのだ。イランの人々は、彼らが連絡に出なかったと述べていたが、彼らは離陸後連絡している。彼らは、連絡し、全くもって落ち着いた声で離陸を報告し、飛行実施のための更なる許可を得て、管制官の許可に厳しく従って進んでいったのだ」と発言した。

写真:パウロ・バフムート/ウクルインフォルム

同氏は、同機は、テヘラン〜キーウ間ルートを飛行していた普通の便であったことを強調し、「誰かがほのめかしたがっているような、ルートを外れるということは一切なかった」と発言した。

更に、同氏は、事故発生当時、ウクライナの運営側からも、イランの政権からも、飛行に関する禁止は一切なく、テヘランの空港も通常通り運営していたことを喚起した。

これに先立ち、これに先立ち、8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落した。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。

イランは、11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。