EU、ウクライナへの今年最初の30億ユーロの拠出を発表

欧州連合(EU)は17日、2023年のウクライナに対する総額180億ユーロのマクロ財政支援計画の内の最初の30億ユーロのトランシュを拠出したと発表した。

スヴァンテッソン・スウェーデン財務相が財務相会合前に発表した

スヴァンテッソン氏は、「今日、ウクライナに対して30億ユーロが支払われる。そのことを私は非常に誇りに思っている。それは、私たちが団結した時に何ができるかを示すものだ」と発言した。

なお、スウェーデンは、1月1日から、EU理事会の議長に就任している。クリステンション・スウェーデン首相は、スウェーデンの議長国としての主要課題の中には、ロシアの侵略と戦うウクライナへの支持が入っていると発言していた。

これに先立ち、2022年12月10日、欧州連合(EU)理事会は10日、2023年を通じてEUがウクライナに対して180億ユーロの財政支援を実現することに同意していた。

その後、欧州議会は12月14日、同支援の拠出を確定していた