キーウ市内の70%で引き続き停電 水の供給はドニプロ川左岸で復旧済み=キーウ市長

ウクライナ首都キーウのクリチコ市長は24日、同市の70%にまだ電力供給ができておらず、また水の供給は市内のドニプロ川左岸にてすでに復旧したと伝えた。

クリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した

クリチコ氏は、「電力事業者とキーウ水道局専門家は、首都の生活の基本を復旧するために一晩中働いていた。すでに水の供給が市の左岸で再開された。右岸では、午前中に復旧の予定だ。首都の70%が電力のないままである」と強調した。

また同氏は、電力事業者は、電力供給をできるだけ早く取り戻すために全力を注いでいるとしつつ、他方で、キーウは国全体の電力システムの一部なのであり、復旧はウクライナの電力システムの均衡の回復にかかっているとも述べていると伝えた。

これに先立ち、11月23日、ロシア軍が、再びウクライナの電力インフラを攻撃していた。民間人が6名死亡、36名負傷した他、キーウを含め、ウクライナ各地で電力や水の供給が止まっていた。