キーウ市の公共交通機関の乗車料金、1月1日に値上げへ

キーウ(キエフ)市行政府は、2022年1月1日から、市内の公共交通機関の乗車料金の値上げを予定している。

16日、キーウ市行政府広報室が伝えた

同市行政府のミコラ・ポヴォロズニク第一副長官は、同市は燃料等値上げを受けて、公共交通機関の値上げは避けられないと説明した。

同氏によれば、市内の地下鉄、路面電車、トロリーバス、バスの1回乗車券を単独で購入する場合の料金は、20フリヴニャ(約86円)になるという(編集注:現在は8フリヴニャ)。同時に、多機能電子カード「キーウ市民カード」を利用した場合の1回乗車料金は12フリヴニャ、その他のチャージ型乗車カードを使った場合は、15〜20フリヴニャとなる(1回にチャージする金額によって変動する。50回分乗車の金額をチャージする場合は、1回乗車料金は15フリヴニャとなる。1〜9回分乗車の金額をチャージする場合は、1回乗車料金は20フリヴニャとなる)。また、1か月間の定期券の購入も可能。また、24時間〜72時間乗車券の販売も継続する。