ウクライナ、ベラルーシとスロバキアに対し電力供給を緊急要請

2日、ウクライナは、火力発電所の状況に従った緊急支援協定に従い、ベラルーシとスロバキアに電力供給を要請した。

電力会社「ウクルエネルホ」社広報室が伝えた

発表には、「今日、11月2日、13時から20時にかけて、ウクライナ統一電力システムの能力不足に関連し、ウクルエネルホ社は、ベラルーシの電力システムからの緊急支援を利用せざるを得なくなった。緊急支援量はおよそ毎時3500メガワットである」と書かれている。

同社は、電力不足の原因は、季節的な消費の増加の生じる時期に火力発電所における緊急事態発生可能性が高まったことにあると説明した。11月2日には、水力発電所における超過生産と再生可能エネルギーの生産低下が観察されていたとも書かれている。

また、同社は、同日10時から20時にかけて、スロバキアの電力システムからの緊急支援も利用したと説明した。支援領は、毎時800メガワットだとのこと。