IMF、ウクライナの2021年経済成長率を下方修正

国際通貨基金(IMF)は、2021年のウクライナのGDP成長率予想を、これまでの数値から0.5%下げ、3.5%に修正した。

IMFの世界経済概観2021年10月レポート(37ページ)に書かれている

IMFの予想では、ウクライナの実質GDPの2021年の成長率は3.5%、2022年は3.6%となっている。なお、4月のIMFの予想では、2021年は4.0%、2022年は3.4%となっていた。

同時に、ウクライナの消費者物価指数は2021年は9.5%、2022年は7.1%となっている(前回レポートでは、7.9%、6.8%だった)。

ウクライナの経常収支は、2021年はマイナス0.7%、2022年はマイナス2.4%となっている。また、失業率は、2021年が9.7%、2022年が8.7%と予想されている。