ウクライナ内閣、2022年度国家予算案を確定

ウクライナ閣僚会議(内閣)は15日、2022年度国家予算案を確定した。

同日の閣僚会議会合にて、同案の基本指標の協議が行われ、その後決定が採択された。

同案では、2022年のウクライナの経済成長は3.8%、インフレ率は6.2%、通貨フリヴニャの対米ドル2021年平均レートは28.6フリヴニャと想定されている。歳入は1兆2770億フリヴニャ、歳出は1兆4650億フリヴニャと定められている。歳出超過は、対GDPの3.5%。

歳出は、医療に1972億フリヴニャ、教育に1856億フリヴニャ、年金基金予算に5310億フリヴニャ、社会保障に3201億フリヴニャ、文化・芸術に135億フリヴニャ、安全保障・国防分野はGDPの5.95%と定められている。