ウクライナ・米国、エネルギー・気候戦略対話の開始を表明

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8月31日、ゼレンシキー大統領の訪米の一環で、ウクライナ・米国のエネルギー省のトップにより、両国のエネルギー・気候分野戦略的対話の開始を表明する文書に署名が行われた。

ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントにて伝えた

大統領は、「ウクライナと米国の間で、エネルギーと機構の分野の戦略的対話が始められた。関連の共同声明に、ウクライナのヘルマン・ハルシチェンコ・エネルギー相と米国のジェニファー・グランホルム・エネルギー長官が署名した」と伝えた。

さらに大統領は、ツイッター・アカウントにて、同日、ウクライナの国営原子力関連企業「エネルホアトム」社と米国のウェスティング・エレクトリック社の間でフメリニツィキー原子力発電所の発電ユニット建設に関する覚書が署名されたと伝えた。

大統領は、両企業によるフメリニツィキー原子力発電所の発電ユニットの共同建設はパイロットプロジェクトであり、今後、さらに4つのユニットの建設の計画があるとし、プロジェクト総額は最大300億米ドルとなると伝えた。

なお、ゼレンシキー大統領は現在米国を訪問している。9月1日には、バイデン米大統領との会談が行われる。大統領の訪米は、9月5日まで続く予定となっている。