フマーラ・ウクライナ国防相、小野寺元防衛相等と会談 「日本とパートナーシップを発展させる準備あり」
ウクライナのフマーラ国防相は1日、キーウを訪問した小野寺五典元防衛相などの衆議院議員団と会談し、日本の経済支援や人道支援に謝意を表明した。
2日、ウクライナ国防省が公式ウェブサイトで公表した。
フマーラ国防相は、ウクライナは日本との互恵的な協力を強化する準備があるとし、ウクライナは双方を強化する「ウィン・ウィン」のモデルをパートナー国に提案していると述べた。
またフマーラ氏は、日本のウクライナに対する経済支援や人道支援に謝意を表明した他、現在の戦況やロシアによる最も大きな脅威について伝えた。
同氏はその上で、「ロシアがウクライナの民間人に対する航空テロを強化している困難な日々に、パートナー国が私たちに寄り添ってくれていることに感謝している」と述べた。
同氏はその他、ウクライナ軍人を治療するための現代的な病院の建設において、日本の技術的支援に関心を持っていると伝えた。その際同氏は、日本の機器は負傷したウクライナ軍人の回復の質を大幅に向上させ得ると指摘した。
小野寺議員も、フマーラ国防相との会談につき、Xアカウントで報告した。
小野寺氏は、今回の会談は8月に就任したフマーラ氏との日本にとって初の会談だとし、ウクライナの戦況やドローン攻撃の現状など、詳細な説明を受けたと伝えた。
さらに同氏は、ロシア側に参戦中の北朝鮮軍の状況や戦力、技術や練度向上なども詳細に説明してもらったと書き込んだ。同氏はその際、「5万人とも言われるロシア支援の北朝鮮軍が実戦経験をもとに能力向上することは日本にとっても脅威となる」と指摘した。
同氏はその他、フマーラ氏に対して、「小泉防衛大臣との早期の電話会談もお願いした」という。
なお、小野寺元防衛相率いる日本の国会議員団は9月30日と10月1日にキーウを訪問し、ゼレンシキー大統領、シビハ外相、シュミハリ第一副首相兼エネルギー相と会談を行っていた。
写真:ウクライナ国防省