小野寺衆議院議員、ステファンチューク宇国会議長と会談
ウクライナのステファンチューク最高会議(国会)議長は29日、マドリードへ向かう途中に日本の小野寺五典衆議院議員と会談した。
ステファンチューク最高会議議長がXアカウントで報告した。
ステファンチューク氏は、第12回イベロアメリカ議会フォーラムに参加するためマドリードへ向かう途中、小野寺議員と会談したと伝えた。
同氏はその際、「ウクライナと日本は地理的には遠く離れているが、現在私たちの安全保障上の課題はますます相互に結びついている。ロシアは力によって国境と国際秩序を変えることを求めており、それは欧州をはるかに超えた脅威をもたらしている」と指摘した。
また同氏は、今回の会談では、ウクライナへのさらなる支援と安全保障協力について協議したと伝えた。同氏はその際、現在のウクライナの重要な優先課題の1つは、防空システム、ミサイル防衛能力、迎撃用ミサイルによる空の防護だと指摘した。同氏はまた、ウクライナの現代戦の経験と日本の技術力を組み合わせることなど、両国の防衛部門間のより深い協力の機会について協議したと伝えた。
同氏はさらに、日本による多大な財政支援、人道支援、エネルギー支援、人道的地雷除去、医療、復興への貢献につき謝意を表明した。そして同氏は、日本の法律で認められているあらゆる分野においてウクライナを支援し続けることを日本にお願いしたと報告した。
加えて同氏は、もう1つの重要な議題は、対露制裁圧力と、その侵略の責任追及だったと書き込み、「私たちは、ロシアが戦争に資金を提供する能力を制限し、ウクライナに与えた損害に対する責任追及と賠償のメカニズムを継続的に推進するために一緒に活動しなければならない」と訴えた。
同氏はまた、最近の日本の森英介衆議院議長によるウクライナへの歴史的な訪問についても話し合ったとし、「この強力な政治的シグナルと、ウクライナと日本の間の議会間対話がますます内容のあるものになっていることに感謝している」と書き込んだ。
その上で同氏は、国際法、自由、自国の将来を決める諸国家の権利を守っている国家の間の団結が必要だと主張し、その団結の中で、ウクライナと日本にはさらなる協力に向けた著しい潜在力があると伝えた。
写真:ステファンチューク宇最高会議議長(X)