フェドロウ前宇国防相、米国に「パトリオット」用迎撃ミサイルと引き換えに無人機軍創設支援を提案
ウクライナのフェドロウ前国防相は、ウクライナに対する防空システム「パトリオット」用迎撃ミサイルの提供と引き換えに、米国に対して無人機技術を発展させるのを支援する用意があると発言した。
フェドロウ氏がフィナンシャル・タイムズとのインタビューで発言した。
フェドロウ氏は、「私たち(編集注:ウクライナ国民)がこの冬を生き抜くため、特にパトリオット用迎撃ミサイルと引き換えであれば、米国が無人機軍を創設するのを、喜んで支援する」と発言し、「私はこの交換に応じる準備がある」と補足した。
また同氏は、防衛技術投資基金を設立することを計画しており、現在それへの支持を模索していると述べた。同氏はその際、ウクライナのイノベーションに関心を持つ非常に多くの潜在的投資家と交渉を行っていると明かした。
同氏はその他、従来のベンチャー・キャピタル・ファンドの枠組みを超えるこのツールは、独自に会社を立ち上げることも、ウクライナのスタートアップに投資することも可能となると述べた。そして、同ファンドは外国資本を活用し、ロシアによる侵攻に対抗するウクライナの能力にとって決定的に重要な技術を開発していくと指摘した。
また同氏は、同ファンドの3つの主要な優先課題として、人間への依存度と最前線における兵力数を削減するための戦場のロボット化、ロシアの新しいジェット型自爆型無人機に対抗するための安価で高速な迎撃用無人機、人工知能を活用した安価なミサイルだと指摘した。
同氏は加えて、ロシアのジェット型無人機を撃墜できる高速の迎撃用無人機は、すでにウクライナで試験が行われたとし、適切な支援があれば大規模に製造することが可能となると発言した。