韓国、ウクライナへの兵器供給を拒否=報道
韓国外務省は、ウクライナのゼレンシキー大統領から、北朝鮮によるロシアへの新たな部隊派遣準備を受けて、兵器供給の要請があったが、韓国は今後もウクライナに対して人道支援のみを提供し、殺傷兵器や防空システムの供給は計画していないと発表した。
コリア・タイムズが報じた。
外務省の高官は、「韓国によるいずれの国への防衛資材の供給も、常に国内法に従って実施されてきた」と述べた。
コリア・タイムズの報道では、北朝鮮がロシアの対ウクライナ戦争を支援するために更なる部隊を派遣する準備を進めているとのウクライナ側の発言を受けてなお、韓国政府高官は10日、防空手段やその他の軍事的ニーズに関するウクライナの要請に対して韓国政府は慎重な姿勢を維持していると発言したという。
韓国は、ウクライナに対して人道支援を提供する一方で、殺傷兵器の提供を控える方針を維持している。
韓国高官は、「政府はエネルギー、インフラ、保健、教育など様々な分野でウクライナを支援してきた。今後もウクライナの平和回復と復興を支援するための措置を検討していく」と述べた。
韓国高官のこの発言は、前日ゼレンシキー宇大統領が北朝鮮がロシアに更なる部隊を派遣する準備ができているとソーシャルメディアに投稿したことを受けて出されたものだという。
この韓国高官は、本件に関する外交交渉の実施やロシア領内への北朝鮮部隊の追加配備に関するゼレンシキー氏の発言について認めることを拒否した。
同時に同高官は、北朝鮮とロシアの軍事協力は「私たちの安全保障に直結しており、国連決議に違反している」と強調した。
同高官は、「この協力を直ちに停止すべきだというのが私たちの政府の立場だ。私たちはこの問題を注視している」と述べた。
写真:unsplash