ルッテNATO事務総長、ウクライナの同機構加盟を止めている数か国を挙げる

北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は9日、ウクライナのNATO加盟を抑制しているのはドイツ、スロバキア、ハンガリー、米国などの数か国だと述べた。

ルッテNATO事務総長が米ロナルド・レーガン研究所での演説後に発言した

ルッテ氏は、「NATO創設75周年を記念したワシントンでのNATO首脳会談において、ウクライナのNATO加盟への不可逆的な道筋につき合意された。しかし、実態では、ドイツ、スロバキア、ハンガリー、米国を含む数か国がそれを抑制している。私は、現在、それ(編集注:ウクライナのNATO加盟)が検討の机上にあるとは思わない」と述べた。

また同氏は、ウクライナのNATO加盟問題が「短期的」に集団レベルで政治的に解決されるとは考えていないとし、「私は、それが公正な評価だと思う」と付け加えた。

同氏はさらに、現在NATOは、戦争におけるウクライナの経験をNATOの防衛計画に導入するために、それを取り入れようとしていると伝えた。

その際同氏は、「特に、無人機及び対無人機技術に関するものだ。あなた方はその達人である。ゼレンシキー氏が、イランによる無人機の脅威に対抗できるようその地域の国々を支援するために中東へ向かったのは賢明だった」と指摘した。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領もまた2025年1月に、ウクライナのNATO加盟に反対しているのは米国、ドイツ、ハンガリー、スロバキアだと発言していた

写真:NATO