ロシア軍の兵員数は2030年には190万人に達する見込み=仏軍参謀総長
フランス軍のマンドン参謀総長は9日、軍の準備という文脈において、ロシアとの全面戦争の可能性が自身の最大の「懸念」であり続けていると発言した。
マンドン参謀総長が仏議会国防委員会での公聴会における演説で発言した。ル・フィガロが報じた。
マンドン氏は、「全面戦争の可能性を含め、私たちの大陸におけるロシアの脅威の継続は、軍の準備という観点から私の主要な懸念であり続けている」と発言した。
また同氏は、自身が以前も「3、4年後のショック」のリスクについて社会に警告してきたことを喚起し、そのような評価はインテリジェンス・データに基づいていると強調した。
その際同氏は、「これはドグマ的なアプローチではなく、インテリジェンス・データである」と発言した。
さらに同氏は、ロシアは軍事能力の増強を続けており、その軍の兵員数は2030年には190万人に達すると指摘した。同氏は、「各国は発展の自由を維持するが、私たちの評価はこうだ。ロシアは2025年に130万人の兵力を擁し、2030年には190万人に達すると予測されている」述べ、さらにロシアの戦車数は4000両から7000両に増加する可能性がある一方で、海軍は230から240隻の戦闘艦艇のレベルを維持すると伝えた。
同氏はそして、フランスは「危険な時期」にあり、それ故に軍事計画法の改正で規定された国防費の増額が必要だと強調した。前日に仏閣議で提示された同法案は、2024年から2030年の期間に既に割り当てられている4130億ユーロに加え、軍に360億ユーロを追加することを規定しているという。
同時にマンドン氏は、欧州の安全保障分野における米国の役割の変化に注意を向け、「私たちは、私たちの安全保障に対する米国人のコミットメントにおいて、以前と同様のレベルの確信を持つことはもはやできない。米国の優先課題は、私たちの国や私たちの大陸の優先課題と同じではない。彼らは既に数か月私たちに警告している。『自らを強化せよ、私たちは君たちのニーズをカバーできないかもしれない』と」と指摘した。
写真:AA