ゼレンシキー宇大統領、パトリオット・ミサイルにつき「一部の国と供与に関して合意」

ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、中東諸国への訪問の結果、一部の国とウクライナへのミサイル「PAC3」の供与に関する決定で合意したとし、現在それらの国々が米国と本件を調整しなければならない段階にあると述べた。

ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

記者から、中東諸国からパトリオット・ミサイルを供与される合意があるかと質問されると、ゼレンシキー氏は、「当然、私たちはこの問題を提起している。それは特定の国にだけ左右されるものでなく、米国にも依存する問題だ。転売、あるいは彼らが私たちにそれらを提供することにも、(編集注:米国の)許可が必要なのだ。既にある国とは決定について合意しており、現在それらの国々が米国と作業している」と発言した。

また同氏は、一部の中東諸国(編集注:サウジアラビアとカタール)とは10年間の防衛協力協定を締結したと指摘し、「それは様々な協力要素からなる」と言及した。同氏はさらに、「私たちは『PAC3』、ウクライナ向けのディーゼル燃料、私たちを強化し得るその他のいくつかの事項について取り組んでいる」と述べた。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は、3月27日にサウジアラビアを、28日にアラブ首長国連邦とカタールを、29日にヨルダンを訪問した。その際ウクライナ側は、サウジアラビアとカタールとの間で防衛分野協力の協定に署名していた

写真:ゼレンシキー宇大統領(X)