ロシアが新たな大規模攻撃を準備=ゼレンシキー大統領、エネルギー施設の追加保護を指示

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ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、ロシアが新たな大規模攻撃を準備しているとの情報機関からの情報を踏まえ、クリヴォノジュコ空軍司令官、フェドロウ国防相、ザイチェンコ・ウクルエネルホ社総裁に対し追加の保護措置を準備するよう指示した。

ゼレンシキー大統領がウクライナ全土の状況に関する電話会議の結果を報告した

ゼレンシキー氏は、同日未明のロシア軍の攻撃による被害状況についての報告があったとし、ロシア軍はエネルギー施設に対してミサイルを使用したところ、防空戦力が対応したと伝えた。

同氏はそして、「ジュネーヴでの三者会談の前日でさえ、ロシア軍にはウクライナへの攻撃継続以外の命令は下されていない。これは、ロシアがパートナー諸国の外交努力をいかに扱っているかを雄弁に物語っている」と指摘した。

また同氏は、「ロシアのミサイル一発一発が、戦争終結の呼びかけに対する侵略者の回答である。だからこそ私たちは主張する。ロシアへの十分な圧力と、ウクライナへの明確な安全の保証があって初めて、この戦争を現実に終わらせることができるのだ。その点で私たちを支持してくれる全ての人に感謝している」と強調した。

同氏はその上で、クリヴォノジュコ空軍司令官、フェドロウ国防相、ザイチェンコ・ウクルエネルホ社総裁に対し、ロシアによる大規模攻撃への準備に関する情報に基づき、今日中に必要な追加保護措置を準備するよう指示した。

その他、会議の参加者たちは、ハルキウ市とハルキウ州、ザポリッジャ州、ポルタヴァ市とポルタヴァ州、スーミ州、クロピウニツキー市とキロヴォフラード州、キーウ市とキーウ州、テルノーピリ市の状況について協議したという。

また同氏は、シュミハリ・エネルギー相から、今週フランスで開催されるエネルギー会議の準備について個別の報告があったとし、「G7諸国、北欧及びバルト諸国のパートナーが参加し、米国、カナダ、EUからの閣僚も出席する」と伝えた。

同氏は加えて、ここ数日「ミュンヘン会議の会場で、一部のパートナーたちとエネルギー部門について話し合ったが、近日中に既存の合意を実現させる必要がある。防空用ミサイルの供給を加速させるためにも働いており、それは不変の優先課題だ。防空に関してパートナーたちに加速してもらうことは、私たちの国ののすべての関係当局の課題である」と強調した。