ウクライナは今年独との共同生産無人機を1万機受領する=ゼレンシキー大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、今年、ウクライナとドイツが共同生産した無人機1万機をウクライナ軍が受領すると発表した。

ゼレンシキー大統領がドイツ国内にあるウクライナ軍向けの無人機を製造する初のドイツ・ウクライナ共同企業を訪問した後にテレグラム・チャンネルで報告した

ゼレンシキー氏は、「今年すでに、ここで製造された1万機の無人機がウクライナに引き渡され、私たちの部隊を強化することになる。ウクライナは欧州での共同生産ラインの開設に長らく取り組んできた。そして今、そのラインは稼働している。ドイツで最初のものだ。これは現実の成果だ」と指摘した。

また同氏は、製造現場の訪問中に共同生産された最初の攻撃用無人機を受け取った。

同氏はその際、「私たちは生産ラインと、無人機の初飛行を目にした。それは現代的なウクライナの技術である。実戦で確認され、人工知能を搭載している。それは攻撃を行い、偵察を実施し、私たちの戦士たちを守っていくことになる」と述べた。

さらに同氏は、年内にウクライナの無人機を生産する共同企業が合計で10社解説される予定だと伝えた。

なお同日、ゼレンシキー大統領とピストリウス独国防相は、ドイツ南部にあるウクライナ・ドイツ共同企業「クアンタム・フロントライン・インダストリーズGmbH」を視察した。

同企業は2025年12月15日に設立。ドイツのクアンタム・システム社とウクライナのフロントライン・ロボティクス社による共同企業で、欧州におけるウクライナ製無人機の初の生産を行っている。

ウクライナ軍向けの、欧州初となる完全に自動化された無人機生産ラインは、実績あるウクライナの無人機技術と、ドイツの大規模化・自動化の経験を融合させたもの。

両社は、防衛戦力の戦術偵察の強化や地雷敷設を可能にする無人爆撃機「リンザ」の生産を拡大している。

写真:大統領府