ゼレンシキー宇大統領、有志連合と米国によるウクライナのための安全の保証に言及

ウクライナのゼレンシキー大統領は、米国議会によって承認された安全の保証と有志連合が、ウクライナの将来の安全保障構造の基盤となると発言した。

ゼレンシキー大統領が15日のベルリンでの会合後の記者団とのやりとりの際、記者からの質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たち皆、米国も欧州も、一緒に作業しなければならないことを理解していることは、肯定的なシグナルだと思う。以前の対話では、一部のパートナー国から有志連合の実効性について疑問の声が出ていたが、今日は、私たちは欧州、ないし有志連合、連合には欧州に加え、カナダや欧州大陸の一部ではないが重要なその他のパートナー国がおり、彼らからの安全の保証と、さらに米国の安全の保証が必要であることを話し合った」と述べた。

また同氏は、安全の保証に関する重大な前進は、その保証が米国議会によって承認されるという点にもあると強調した。その際同氏は、「私たちは、米国議会で採決されるべき安全の保証について話している。トランプ大統領のチームにその準備があることを目にしている。議会の大半がそのことに肯定的であることも、私たちは明確に知っている」と発言した。

これに先立ち、これに先立ち、14、15日、ウクライナと米国の代表団がベルリンにて和平計画に関する交渉を行っていた。

また、15日、ベルリンにて、ゼレンシキー大統領と欧州首脳と米国代表団のウィトコフ米大統領特使とクシュナー氏が協議を行っていた。

さらに欧州諸国の首脳と欧州連合(EU)幹部は15日、ウクライナ、米国、欧州諸国が、ウクライナのおける平和達成のパラメーターについて合意したとする共同声明を発出していた。