ウクライナ陸軍、外国人志願兵のための機会拡大に言及
ウクライナ陸軍は16日、陸軍に加わる外国人志願兵は現在以前より広範な機会が得られるようになっているとし、旅団、配属先、専門が選べるようになっていると指摘した。
陸軍がフェイスブック・アカウントで発表した。
発表には、「ウクライナ陸軍は、契約に署名し、ウクライナ軍に入隊することを決めた外国人志願兵の受け入れと活用の体制を発展させ続けている」と書かれている。
その際陸軍は、2022年に導入された外国人志願兵の受け入れ形態は、当時ウクライナ防衛の最も緊迫した時期にその役割を果たし、入隊する準備のある外国人を迅速に統合することを可能にしたとしつつ、しかし、当時から「前線の状況、防衛戦力の構造、および戦闘部隊のニーズは大きく変化した」と指摘している。
そして、陸軍は、現在、外国人軍人の活用アプローチが進化しているとし、新しい活用モデルの重要な原則は、個々の経験や動機、専門的技能を、それらが最も必要とされる部隊で最大限効果的に利用することだと説明した。
陸軍はその際、「ウクライナ軍と契約を結ぶ外国人志願兵は、軍人の準備、経験、要望に応じて、戦闘旅団、配属先、専門分野を選択する権利を含め、より広範な入隊の機会を得られる。これにより、より良い統合、ウクライナの軍人との平等な機会、そして人的資源のより合理的な利用が確保されている」と強調した。
発表にはまた、自由と安全を巡る戦いにおいて、ウクライナ軍人と並び立つことを意識的に選択した全ての人に対して、今後も透明性があり、わかりやすく、効果的な入隊メカニズムを提供していくと書かれている。