ストゥブ・フィンランド大統領、米露首脳の11月月末会談を提案

フィンランドのストゥブ大統領は、11月末にトランプ米大統領とロシアの首脳プーチン氏が会談することを提案した。

Yleがストゥブ大統領の発言を報じた

ストゥブ氏は、国防講座の開会式の際に、南アフリカのヨハネスブルグにて11月に開催されるG20首脳会議の際にトランプ氏とプーチン氏が新たな協議を行うことを提案した。

また同氏は、核兵器に特別な注意を向け、「私たちは残念ながら核兵器の意味が増している新しい各時代に入った」と発言した。

さらに同氏は、トランプ氏がロシアと北朝鮮の核実験に対して、核兵器の実験を指示したことを喚起した。

同氏は加えて、米国、フランス、英国が核兵器を保有していることから、北大西洋条約機構(NATO)がフィンランドの核防衛を確保していると発言した。その際同氏は、「以前、私たち、小さなフィンランドは、それについて単独で気にする必要があったが、世界の状況は当時は異なるものだった。現在、私たちは、あらゆる重要な機構に参加している」と指摘した。

同氏はそして、フィンランドの国防は良好な水準にあり、常に発展していると発言した。

さらに同氏は、ロシアの戦争は継続しており、フィンランドは以前同様ウクライナを支援していると述べ、「ウクライナを支援することで、私たちは、多くのものを得ている。ウクライナを通じて現代戦争の特徴を理解することが、私たちに非常に多くのことをもたらしているのだ」と強調した。

写真:ウクライナ大統領府