ウクライナとデンマーク、2国間安保協定に署名

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ウクライナのゼレンシキー大統領とデンマークのフレデリクセン首相は23日、安全保障協力協定に署名した。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、「今日、私たちは、メッテ・フレデリクセン首相とデンマーク・ウクライナ間の安全保障分野協力・長期支援協定に署名した」と伝えた。

同氏はまた、これはデンマークによるウクライナの人々への揺らがぬ支持を確認する強力な文書であり、特に2024年に少なくとも総額18億ユーロの支援が確認されていると伝えた。さらに同氏は、デンマークは「航空機連合」を通じて、ウクライナへと戦闘機「F16」の能力を提供する努力を維持していくと伝えた。

そして同氏は、「私たちは、私たちの国の安全保障の新しい構造を作る作業を続けている。デンマークによる私たちの民との連帯に感謝する。支援に感謝する!」と強調した。

なお、同日、デンマークのフレデリクセン首相がリヴィウを訪れ、ゼレンシキー大統領と会談していた。

今回締結されたデンマークとウクライナの安全保障協定は、昨年7月にビルニュスの際に発表されたG7首脳宣言に基づくものであり、これまでに英国、フランス、ドイツがウクライナとの間で個別に署名している。

ウクライナと日本も、昨年10月7日に、ウクライナの安全保証に関する二国間合意締結に向けた一回目の協議を行っている