ウクライナとフランス、2国間安全保証合意締結に向けた協議を開始

ウクライナは19日、フランスとの間で、G7首脳宣言に基づいたウクライナの安全保証に関する二国間合意の締結に向けた協議を開始した。

ウクライナ大統領府広報室が公表した

発表には、「ウクライナ大統領と大統領府長官の指示に従い、ウクライナ支援に関する共同宣言にて定められているように、本日、フランスとの間で、安全保証に関する二国間合意の締結に関する協議が開始された」と書かれている。

ウクライナ側で協議を率いたのはジョウクヴァ大統領府副長官だったという。

ジョウクヴァ氏は、「欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の創設国であるフランスとの間の二国間安全保証協議の重要性を過大評価することは難しい」と発言した。

発表には、これによりフランスはG7の中で、米国、英国、カナダ、日本に続き、ウクライナと当該二国間協議を始めた5番目の国となったと書かれている。

大統領府は、フランスとの協議の開始により、同国の軍事、安全保証、経済の分野における対ウクライナ支援が深まると指摘している。

今回双方は、今後の二国間協議の計画と安全保証問題に関する調整手続きにつき一致したという。

写真:大統領府