ウメロウ宇国防相、ウクライナ防衛支援会合を総括

ウクライナのウメロウ国防相は、19日に独ラムシュタイン米空軍基地で開催されたウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)の総括を行った。

ウメロウ国防相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

ウメロウ氏は、「ラムシュタインフォーマットの会合だ。最初の総括を行う。私たちは、『能力連合』創設のイニシアティブを始めることで合意した」と書き込み、その主要な目的は、将来のウクライナ軍の準備を行うことだと指摘した。

その際同氏は、そのためにウクライナ国防省は、防空、火砲、航空、海軍、装甲車という5つの優先的分野を定めたと伝えた。

また同氏は、パートナー国に対してウクライナを支持し続けるように呼びかけ、優先的に必要なものを伝えたと報告した。同氏は、パートナー国はあらためてウクライナを支援するという自らのコミットメントを確認したと伝えた。

その上で同氏は、「ウクライナへの揺らがない支援につき参加者たちに感謝している。私たちの軍は、19か月の激しい戦いの後も士気が高いままであり、ウクライナの人々は降伏するつもりがない」と強調した。

これに先立ち、19日、独ラムシュタイン米空軍基地にて、第15回ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合が開催されていた。

写真:ウメロウ宇国防相(フェイスブック)