ルーマニアとオランダ、ウクライナ操縦士のF16訓練用センターの設置に合意

ルーマニアとオランダは、ウクライナの防空強化のために、戦闘機F16の操縦士を訓練し、またF16へのサービスを提供する拠点をルーマニアに設置する意向を確認する書簡に署名を行った。

30日、スペイン・トレドでの欧州連合(EU)加盟国国防相非公式会合の開始前に、オランダのオロングレン国防相が発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

オロングレン国防相は、「今日の国防相非公式会合の際に、私たちはウクライナと(協議を)始める。オランダにとって、ロシアの侵略との戦いにおけるウクライナとの一致と支持を示し続けることは極めて重要だ。オランダとルーマニアは、昨日、ルーマニアの訓練センターにおいてF16の訓練とサービスを提供する意向に関する書簡に署名した。それは、欧州2国から、そして当然、F16連合に参加する全ての欧州の国からの、ウクライナの防空強化に向けた具体的一歩である」と発言した。

その他同氏は、欧州の政府関係者は、欧州の防衛の方向性や1年以上前にEU加盟国が同意した、EUのための「戦略的コンパス」の一環での共同作業についても協議すると伝えた。

写真:オランダ国防省