ゼレンシキー宇大統領、ノルウェーが戦闘機F16を供与に同意したと発言

ウクライナのゼレンシキー大統領は24日、オランダ、デンマークに続き、ノルウェーも訓練後に戦闘機F16をウクライナに供与する準備があることを認めたと発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪問したストーレ・ノルウェー首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちには、F16訓練後にウクライナへの(F16の)供与に同意している国が3か国ある。デンマーク、オランダ、ノルウェーだ。私たちはこの3か国に非常に感謝している」と発言した。

その際同氏は、ノルウェー政府に対して、同供与の決定を「重要で歴史的な」ものだとして、謝意を伝えた。

さらに同氏は、F16は米国製の戦闘機であることも喚起し、米国へも謝意を表明した。

同時に、記者から、F16のウクライナへの供与数は少なすぎないか、との質問を受けると、ゼレンシキー氏は、「数について話すのは難しい。私は、どのような数についても感謝すべきだと思っている。それから、あなたはどこからそれが少ないと考えたのだろうか? 見てみようではないか」と答えた。

なお、同日、ゼレンシキー大統領は、ポルトガルがウクライナ軍航空機操縦士のF16訓練を行う準備があることを表明したと伝えていた

写真:大統領府