「航空機連合」は拡大していき、ウクライナに供与される戦闘機の数は増えていく=レズニコウ宇国防相

ウクライナのレズニコウ国防相は21日、ウクライナへの航空機供与に関わる国のグループ「航空機連合」は拡大していくのであり、供与される戦闘機の数も増えていくと発言した。

レズニコウ国防相がオデーサにてタガレフ・ブルガリア国防相との共同記者会見時に発言した。

レズニコウ氏は、いわゆる「航空機連合」にはすでに11か国が加わっていると述べつつ、「しかし、この連合は伸びている。つまり、連合は新規参加にオープンなのだ。そして、私は、参加準備のある国が複数あることを確実に把握している。それらの国は単に今、自国の議会からのある種の政治的許可を受け取っているところだ。政府の決定は、少し後で発表されることになる。そのため、航空機の数は今のところ意味がないのだが、しかし、私は、それが増えていくと確信している」と発言した。

また同氏は、航空機連合には戦闘機F16を保有している国だけが加わっているわけではないと指摘した。その際同氏は、「例えば、カナダだ。カナダはF16は保有しておらず、彼らのところにあるのは他の航空機だ。しかし、彼らは準備、訓練、インフラ面の支援などに参加していく」と説明した。

その他同氏は、戦闘機だけではただの飛行機なのであり、どのような武器が装着されるかが重要だと強調した。同氏は、「どのようなミサイル、どのような爆弾、どのような他の攻撃手段が航空機に装着されるかが重要だ。そのため、その国家連合にて、国々は、航空機が効果的となるためにそのような武器を私たちに提供することを自らに義務付けていく」と発言した。

これに先立ち、20日、オランダとデンマークが、ウクライナに対して戦闘機F16を提供することを発表していた