ウクライナ防衛支援会合が開催 支援国が武器供与・宇軍人訓練を調整

18日、ウクライナと支援国の代表者の参加する「ウクライナ防衛問題コンタクトグループ」会合(ラムシュタイン会合)がオンラインで開催された。

レズニコウ宇国防相がツイッター・アカウントに書き込んだ

レズニコウ氏は、「第14回ラムシュタインは、ウクライナのパートナーたちの不変の支持を示した。主な優先課題は、ウクライナ領解放のために極めて不可欠な武器と装備品の供給だ。防空、弾薬、装甲車に集中している」と書き込んだ。

また同氏は、ルクセンブルクとエストニアの国防相に対しては「IT連合創設に向けた具体的方策の提示」につき、リトアニア国防相に対しては「地雷除去連合創設の主導」につき謝意を伝えた。

さらに同氏は、オースティン米国防長官に対しては「悪に対する過去に例のない連合におけるリーダーシップ」につき謝意を伝え、「私たちは一緒に、勝利と公正な平和とより良い未来を達成するために熱心に作業している」と書き込んだ。

また、オースティン米国防長官は、同日のラムシュタイン会合後、米国と同盟国はウクライナ軍の戦闘能力向上を目的に活動していると発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

オースティン氏は、「私たちは戦闘能力を向上させ続けており、今後も追加の歩兵戦闘車ブラッドレー、また装甲車ストライカーや弾薬を送っていく」と発言した。

同氏はまた、ウクライナが追加で戦車レオパルトを供与されることを期待していると述べた。加えて同氏は、ドイツにおけるウクライナ軍の3個旅団の訓練や、他の国で訓練を受けているその他のウクライナの部隊について喚起し、その方面での作業が継続しており、「ウクライナ人が成功を達成するよう、あらゆる可能なことを行っていく」と伝えた。

さらに同氏は、同日の会合では、ウクライナ軍航空機操縦士の戦闘機F16訓練の準備が主要な議題の1つだったと伝えた。

同氏は、「私たちは、F16訓練連合の共同代表である、デンマークとオランダの話を聞いた。彼らは、非常にやる気のあるウクライナの操縦士たちへの第4世代航空機の操縦訓練を支援すべく、包括的訓練計画を策定し続けている」と発言した。

また同氏は、同会合では、追加防空システムと弾薬のウクライナへの供給、EUのイニシアティブや二国間合意のレベルでの弾薬製造増加についても話し合われたと伝えた。

写真:レズニコウ宇国防相(ツイッター)