ウクライナは戦後、NATOに加盟する=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、同国は戦後NATOに加盟することができるようになるとの確信を示した。

ゼレンシキー大統領がビルニュスでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちは確かに団結を得たし、首脳たちはウクライナを支持し、ウクライナはNATOに入るということについての明瞭さを得た。首脳たちのその支持や、今日のウクライナNATO理事会での首脳たち一人一人の演説によると、私たちは30の国々から強力な支援を得たことになる。私は、治安状況が安定し次第すぐに、私たちがNATOに入ることになると思っている。それはつまり、シンプルな言葉で言えば、戦争が終わった時には、ウクライナは必ずNATOに招待され、ウクライナは必ずNATO加盟国になる、ということだ」と発言した。

同氏はまた、パートナーたちは同氏に対して、全ては治安状況によるのであり、また誰もが「NATO加盟を誰かと交渉することはない」と明言したと伝えた(編集注:ウクライナのNATO加盟につき、ロシアの意向を考慮しないという意味)。

その点につき、ゼレンシキー氏は、同日発表されたG7の宣言において、安全の保証はウクライナのNATOへの道にて機能していく、という表現が維持されたことが重要だと指摘した。

これに先立ち、12日、G7首脳とゼレンシキー大統領は、ウクライナへの長期支援に関する「ウクライナ支援に関する共同宣言」を発出していた

写真:大統領府