F16がウクライナに現れるのは2024年第1四半期=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は、供与される戦闘機F16がウクライナで飛行するようになるのは、予定に従えば、来年の第1四半期中となると発言した。

クレーバ外相がラジオ・リバティへのインタビュー時に発言した

クレーバ氏は、ウクライナへの西側戦闘機F16の供与は非常に複雑な技術面の問題と結びついていると指摘した。

その際同氏は、「訓練は8月には始まらねばならず、もしかしたら9月初頭になるかもしれない。並行して、航空機引き渡しのために必要な法的決定の準備が進んでいく。私は、来年の第1四半期が終わるまでに、ウクライナの操縦士の操縦でF16がウクライナの空を飛んでいたら、それは予定通りということになると思っている」と発言した。

同氏はまた、多くのニュアンスがあり、技師、機材、インフラを準備せねばならず、予定はもしかしたらずれ込むかもしれないと発言した。

同時に、同氏は、「しかし現在、ここ(編集注:ビルニュスのNATO首脳会議)に国防相も非常に活発に活動している。私たちは、そのプロセスを最大限加速させるよう、あらゆることを共同で行っている」と指摘した。

なお11日、プリスタイコ駐英ウクライナ大使は、ウクライナ軍航空機操縦士の最初の20名が、英国にて、7月終わり〜8月初頭に西側戦闘機の訓練を開始すると発言していた。