ゼレンシキー宇大統領、NATO首脳会議の結果につき「良い。しかし、加盟招待があれば理想的だった」

ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、北大西洋条約機構(NATO)がウクライナによる同機構加盟に際しては「加盟行動計画(MAP)」が必要ないとする決定、並びに今回の首脳会議の結果を総じて肯定的に評価した。

ゼレンシキー大統領がビルニュスでのストルテンベルグNATO事務総長との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちは、MAPが必要ないとする認識を確かに評価している」と発言した。

さらに同氏は、今回のNATO首脳会議の結果については「良い。しかし、もし招待があれば、理想的だった」と評価した。

その他同氏は、NATO首脳会議会場では、ウクライナの将来のNATO加盟実現に対する確信を感じることができたとし、それはおそらくこれまではなかったものであると指摘した。同時に、その加盟は「然るべき条件」が満たされたときとなるのだとも述べた上で、その条件とは、ウクライナの大地が安全となる時のことだとの見方を示した。

なお、11、12日、ビルニュスにてNATO首脳会議が開催されている。