ウクライナ軍パイロットのF16訓練を行う国家連合結成 11か国が参加=宇国防相

ウクライナのレズニコウ国防相は11日、ウクライナ軍航空機操縦士のための戦闘機F16訓練を行う国家連合が結成され、11か国が参加したと発表した。

レズニコウ国防相がツイッター・アカウントに書き込んだ

レズニコウ氏は、「正式だ。ウクライナ空軍操縦士のF16訓練のための連合が結成された! 今日11か国のパートナー国とウクライナが、条件定義の書かれた覚書に署名した。私は、このプロセスにおけるデンマークとオランダの偉大なリーダーシップに特に感謝している」と伝えた。

さらに同氏は、訓練には、操縦士の他、将来航空機へのサービスを行う人員も参加していくと指摘した。さらに、訓練プログラムには、その他の型の戦闘機も含められる可能性が想定されていると伝えた。

同氏は、「連合は、完全に機能するF16の能力をウクライナに供与する別の手段を検討する準備がある」とも伝えた。

そして同氏は、デンマーク、オランダ、ベルギー、カナダ、ルクセンブルク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデン、英国に対して今回の決定につき謝意を伝えた。

なお、同日、プリスタイコ駐英ウクライナ大使は、ウクライナ軍航空機操縦士の最初の20名が、英国にて、7月終わり〜8月初頭に西側戦闘機の訓練を開始すると発言していた。