​​イスラエル、ウクライナへ早期警戒システムを導入作業中

コーヘン・イスラエル外相は1日、ウクライナ領内へミサイル攻撃に対する早期警戒システムを導入するために、ウクライナとイスラエルの軍人が現在ポーランド領で作業をしていると発言した。

コーヘン外相がウィーンにてオーストリア外相との会談後記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

コーヘン氏は、「ウクライナの民間人の命を救う、私たちの早期警戒システムの導入のために、ポーランドでイスラエルとウクライナの軍人が共同で作業をしている」と発言した。

また同氏は、イスラエルは当初からウクライナを支持しているとし、「2か月前、私はキーウを訪れ、ゼレンシキー宇大統領と会った、最初のイスラエル外相となった。私たちは、当初からウクライナを支持している。私たちは、ウクライナの領土一体性と主権を支持している」と発言した。

これに先立ち、米国のユダヤ人向け新聞「アルゲマイナー」が、イスラエルが5月からキーウにて、ミサイル攻撃に対応する早期警戒システムの運用試験を始めると報じていた。

また、2月にはブロツキー駐ウクライナ・イスラエル大使は、イスラエルがウクライナに導入を提案した早期警戒システムは、ミサイルやイラン製無人機の目標をより確実に示すものだと発言していた。

また、コーヘン・イスラエル外相は、2月16日にキーウを訪問していた。