ゼレンシキー宇大統領、ウクライナはより多くの防空システム「パトリオット」が必要だと発言

ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、防空システム「パトリオット」と戦闘機のウクライナへの供給を目指す友好国の支援により、ロシアのミサイルテロを終わらせ、平和を近付けることができると発言した。

ゼレンシキー大統領がキシナウで開催された欧州政治共同体首脳会議の開会式で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「今朝私たちの首都キーウにて、ロシアのミサイルがさらに3人の人の命を奪い、さらに10名の人々を負傷させた。数百人がロシアのテロでこれまでに殺されている。少なくとも484人の児童がロシアによってこれまでに殺された。今、2つの要素を解決しなければならない。それは、ロシアの弾道ミサイル脅迫に終止符を打つ『パトリオット連合』と、私たちの街へのテロへのチャンスを全てないことを示す『現代的戦闘機連合』である」と発言した。

同氏はまた、防空強化が直接的に人の命を救うものだということを理解して支援してくている人々皆に感謝を伝えた。

そして同氏は、「その2つの連合、『パトリオット連合』と『現代的戦闘機連合』の形成の速度が、文字通り平和を加速させるのだ」と発言した。

なお、1日、キシナウにて、欧州連合(EU)加盟国と非加盟国計47か国が参加する欧州政治共同体の首脳会議が開催された。

写真:AA