防空システム「パトリオット」が3か国からウクライナに到着した=宇国防第一次官

ウクライナのパウリューク国防第一次官は19日、防空システム「パトリオット」が米国、オランダ、ドイツの3国から到着したと伝えた。

パウリューク第一次官がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

パウリューク氏は、「米国、オランダ、ドイツから防空システム『パトリオット』がウクライナに到着した。そのような防空システムは、ロシアの巡航ミサイルや無人機の攻撃から自衛することを可能とする」と書き込んだ。

また同氏は、パートナー国に対して、ウクライナの防空の著しい強化につき謝意を伝えた。

その他同日、イフナト・ウクライナ空軍報道官は、テレビ番組「統一ニュース」出演時に、パトリオットのドイツからの到着について、「まだ見ていないが、待っている。それが戦闘配備されるのが早ければ早いほど、より良いし、私たちは、ずっと前から話しているものへの対応、行動ができるようになる。システムは長射程であり、同システムは150キロメールの距離を捕捉できる。これにより、私たちの国境からロシアの航空機をできるだけ遠くまで追いやることができる。システムが、パトリオット−3であれば、弾道軌道の標的も撃墜可能だ。ただし、射程は40キロだが、しかしそれでも、イスカンダルMなどのような弾道ミサイルを撃墜可能な最初のシステムなのだ。言うまでもなく、それは強化であり、歴史的な一歩なのだ」と発言した。

これに先立ち、18日、ドイツ政府のウェブサイトて、対ウクライナ軍事支援リストが更新され、ドイツがウクライナに対して、防空システム「パトリオット」を引き渡したことが判明していた